2012年12月25日

人工妊娠中絶の赤ちゃん@

私たち助産師は元気に産声をあげて生まれてくる赤ちゃんを取り上げることもあれば、
死産や人工妊娠中絶の赤ちゃんも取り上げたりします。
12週未満であれば手術室にいって、子宮内を掻爬(そうはといって赤ちゃんを掻き出すこと)しますが、
12週以降22週未満であれば分娩室でのお産になります。

最近関わった人工妊娠中絶はママの経済的な理由によるものでした。
第1子がいてすぐの妊娠だったため、経済的にも大変ということで希望で中絶というかたちになりました。

週数も18週位なので、自然に陣痛はおこらないので、
前の日に子宮頚管をひろげるラミナリアという管を数本入れます。
翌日に膣剤を入れて人工的に陣痛を起こしお産になります。
といっても赤ちゃんはとっても小さくて、両手にすっぽり収まる位です。
なので子宮口が3mも開けば赤ちゃんが出てきます。

痛みが出てきて破水、そして赤ちゃんが膣内に。
それをゆっくりと出していきます。
生きている場合もあれば、もう死んでしまっていることも。

それまで精一杯生きた赤ちゃんはとっても小さくて、軽くて。
本当は生きたいって言っているようにも感じます。



posted by ゆうこ at 20:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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